東広島青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現に向け、人づくりを通じてまちづくりを行う団体として様々なJC活動を邁進して参りました。2022年度、創立45周年という節目の年に、まちづくり委員会委員長という大役を拝命し、感謝の気持ちと共に責務の重さを感じております。
2020年に始まり、世界で今なお猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の拡大により、私たちは以前の日常は過去のものとなり、新たな生活様式の中で、誰もが経験したことのない世界が広がっています。しかし、より良いまちづくりを行うためには、我々だけでは達成することはできません。市民・行政・企業と協働・連携し同じベクトルの方向へ一緒に歩んでいきたいと考えています。「明るい豊かな社会」の実現に向けたリーダーシップの育成をし、行政の取り組む方向性と合致した民間主導のまちづくりが何であるのかを学び実践していきたいと思います。さらにはこれからの未来を担う若者の郷土愛を育み、東広島に住む魅力を発見していきたいと考えています。昨今の目まぐるしく変化する社会情勢において、我々がJC活動をする上での礎として忘れてはならないのはSDGsであると考えます。2015年国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。環境・経済・社会について達成すべき17のゴール、169のターゲットで構成される「持続可能な開発目標(SDGs)」をいま一度、当青年会議所会員においても正しく理解し、社会課題解決に結びついた経済活動を実践すること、また普及啓発活動を行うことで、より「SDGs」に貢献できる会員を育て、さらには街の発展へとつなげて参ります。
最後に諸先輩方をはじめ、現役会員皆さまのご協力とご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。