我々、東広島青年会議所は近年の飛躍的な会員拡大により100名前後と広島県内では会員数の多いLOMへと成長してきました。全国的には会員の減少が大きな問題となっており、過去10年で19%も減少している中で、我々東広島青年会議所は会員拡大運動に目覚ましい結果を残しております。しかし、2022年度以降からの5年で50名以上もの会員が卒業していき会員数は大幅に減少していきます。この状況を会員一人ひとりが真摯に受け止め、これまで個々の力に頼ってきた会員拡大でしたが、今一度会員拡大に対する取り組み方を見直し、東広島青年会議所全会員で取り組める拡大運動へと変革していかなければなりません。会員拡大運動は今までの自分を見つめ直すことのできる機会でもあり、自分の魅力で人を引き付けることができるかどうかが問われるものでもあります。その魅力を最大限引き出し、我々の活動、運動に共感してもらえる同志を拡大させ明るい豊かな社会の実現に向けて会員拡大運動に取り組んで参りましょう。
また、会員が増えたものの交流ができている会員とできていない会員がおり、会員同士のつながりが希薄になってきているのが現状です。つながりが希薄になると絆も生まれず会員間との交流は必要不可欠であります。また、会員同士だけではなく他団体とも交流を図り、つながりをもつことで様々な活動や事業を開催する際にご理解とご協力をいただくことができ、共にこのまちを発展させていくきっかけとなります。我々青年会議所会員は特別な喜怒哀楽を共に経験することで、何にも代え難い素晴らしい仲間を得ることができます。笑顔あふれる会員間の交流はもちろんのこと、各会員を支える家族、友人たちとも、より多くの交流を図ればより一層青年会議所活動の理解も得られることでしょう。青年会議所の三信条のひとつでもあります修練から生まれる友情だけでなく、屈託のない笑顔から生まれる友情も、何にも代え難い宝物です。一年間を通して多くの笑顔の生まれる機会の提供に努めましょう。そして、学びの後の懇親の場も全会員でしっかりと楽しめる計画を立て、誰一人取り残すことなく楽しめる設えにしましょう。
木村理事長が掲げられます「前へ ~すべてに感謝し、挑戦し続ける~」のスローガンのもと、急激な社会情勢の変化や新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現代社会は今までにないスピードで変化し続けており、我々青年会議所においても活動の制限や様々な対応を求められています。しかし、このような状況だからこそ、新しいことに恐れず挑戦し続け一歩一歩前へ進み、東広島青年会議所全会員が一致団結し、このまちのため、また東広島青年会議所のために、より良い変化をもたらす一助となるように、そして、諸先輩方から伝わる伝統を守り一年間尽力して参ります。
最後になりますが、副理事長という大役を仰せつかり、大変光栄であると同時にその責務の重さに身の引き締まる思いではありますが、新たな学びの場を与えていただいたことに深く感謝するとともに、引き続き皆様方のご協力とご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。