「今やらなければいつできますか。あなたがやらなければだれがやりますか。」

 私たちは、たとえ夢や目標を持っていたとしても、今やらねばならないことをついつい明日に延ばし、自分がやらなければならないことをも、だれかが何とかしてくれるだろうとあてにしがちです。しかし、今という時は、その瞬間しかないことを考えれば、自分自身がその一瞬一瞬を精いっぱい生き切る、その積み重ねが充実した人生をつくり出すことになるのではないでしょうか。

 私は青年会議所への入会からこれまで、そういう日々を送りたいと心を燃やしてきました。

 「I want to do」

 私は入会から今まで、本当に多くの学びの機会や先輩たちとの関係を築く時間がたくさんありました。しかし、一昨年から続くコロナウイルスの感染拡大により例会や事業、懇親会などの様々な場面において多くの学びの機会や交流の場が奪われ、近年入会者には青年会議所の意義や意味、魅力を伝えきれているでしょうか。また、近年の飛躍的な会員拡大にも関わらず卒業までの在籍期間が残り少ない会員には、今後の青年会議所での活躍の機会が少なくなってしまいました。幹線が太くなり多くの負荷がかけられるようになった今、目の前の問題と真摯に向き合い、東広島青年会議所の力を発揮する場が会にとって必要であり、近年入会者にはJCらしさを体感できる機会を提供することで「わたしもやりたい」と思ってもらえるようなワクワクする経験をしてもらうことが重要であり、急務であると考えます。

 「Who will do it if don’t do it」

 青年会議所は直接的に誰かのために奉仕しているのではありません。永続的にまちやひとを変えていくために運動の連続体を作る根本となるインパクトを起こし、間接的な活動を行ってまいりましょう。また、青年会議所の活動は40歳までの限られた時間しかありませんが、その瞬間のためだけにある訳ではありません。青年会議所を卒業し、「明るい豊かな社会」の実現に向け、世のため、まちのため、ひとのために力を尽くすことのできる、ひとづくりこそが目的ではないかと考えます。そのためにも与えられた機会のなかで、もっとやりたいと考え、充実したものにできるかどうかはあなた次第なのです。

 「自分らしく、楽しく。そして、失敗を恐れず、共に前へ」  2022年度木村理事長の掲げられた「前へ ~すべてに感謝し、挑戦し続ける~」という号令のもと、皆で前へ進んでまいりましょう。私は会員研修室室長として、青年会議所活動をコロナ禍で制限された近年入会者の皆様の心を完全燃焼できるように、JCらしい、JCだからこそできる機会を構築してまいりたいと思います。経験することで、きっと青年会議所活動の良さがわかるはずです。JAYCEEとして与えられた職務を遂行していく過程で自問自答し、妥協することもあるでしょう。時には失敗し後悔することもあるでしょう。しかし、それも経験なのです。今後の東広島青年会議所を担っていく皆さんへ。どうか青年会議所活動を全力で取り組んで下さい。卒業を迎える2022年度、私はお世話になった東広島青年会議所への恩返しのために全力で取り組み、青年会議所活動最後の責務を全うします。