近年自然災害や新型コロナウイルスといった未曽有の事態が起こるなか、社会も多くの変化を求められてきました。子供たちもマスクの着用が習慣化され、多くの行事も中止になっているのが現状です。そのため学びや挑戦する機会も少なくなっており、依然として我慢が強いられる日々が続いています。しかしながら、ワクチン接種の拡大、薬の開発などから徐々に人々の動きも活発になってきているように感じます。我々青年会議所はアフターコロナを見据え新たな変革を遂げなければなりません。まちの宝である子供たちとそれをサポートする大人が共に成長していくためにも、一緒になって挑戦し、経験できるような活動の機会を提供できるように取り組んで参ります。

 東広島青年会議所はみどりの少年団に40年以上継続して携わってきました。しかし指導員の中には経験の少ない会員も多く、子供たちを取り巻く環境も目まぐるしく変化しているため、改めてみどりの少年団の歴史や活動に対し理解を深め、指導員としての役割を担っていく必要があります。また、活動を継続していくうえで危機管理もしっかりと行わなければなりません。東広島市とさらに強固なパートナーシップを構築し、新たな指針となるよう策定していきます。当委員会として活動の先頭に立ち、意義や目的をしっかりと伝えることで会員にとっても子供たちにとっても飛躍の場となるような活動にしていきます。未来を担う子供たちがどのような環境の下でも人を思いやる心を忘れず、夢や目標をもって挑戦し続けることができる様、共に学び成長し、新たな価値を創造していきたいと思います。感謝を忘れず更なる一歩を踏みだせるよう一年間全力で邁進して参りますので、皆様方のご指導、ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い致します。